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仏教婦人会綱領が改定されました

2018(平成30)年2月6日、仏教婦人会総連盟評議員会において新しい「仏教婦人会綱領」が決定し、4月13日開催の仏教婦人会総連盟総会において公表されました。

 

私たちは 親鸞聖人のみ教えに導かれて
すべての人びとの幸せを願われる 
阿弥陀如来のお心をいただき
自他ともに 
心豊かに生きることのできる社会をめざし
ともに歩みを進めます

一、お聴聞を大切にいたします
一、「南無阿弥陀仏」の輪をひろげます
一、み仏の願いにかなう生き方をめざします

 

改定に至った経緯

 いままでの綱領を読みあげると、仏教婦人会は、既婚女性(家庭婦人)を対象とした団体と受け止められる可能性がありました。仏教婦人会の組織拡充、次世代の育成を考えたとき、現代の社会に馴染みにくくなってきたため、2016(平成28)年9月23日付にて「仏教婦人会綱領検討委員会」を組織し、「生き方の多様性を妨げず、誰にでも受け入れられる綱領」という点を重視して、協議・調査を重ねてきました。
 結果、第25代専如門主伝灯奉告法要、恵信尼公750回忌法要をひとつの機縁とし、改定することとなりました。

 

~願いをともに~

 「自他ともに心豊かにいきることのできる社会の実現に貢献する」ということは、「いのちの多様性」を認めていくことが基本となります。
 それは阿弥陀さまの願いのお心にもかなうことです。宗門が強力にすすめている『御同朋の社会をめざす運動』もその願いのもとにあります。
 今こそ「生き方の多様性を認めあえる」、まさに「自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する」ことを目的として出発しなければなりません。
 そのような願いを込め、このたび「綱領」が策定されたのです。
 さあ、この綱領のもと、一緒に進んでまいりましょう。