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2月7日、仏教婦人会の礎を築かれた九條武子様を偲び、全国の会員で如月忌をお勤めいたしました

2月7日、仏教婦人会の礎を築かれた九條武子様を偲び、全国の会員で如月忌をお勤めいたしました。
新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、法要をライブ配信し、全国の会員にはご自宅でのオンライン参拝を呼びかけました。

熊本から
東京から
鹿児島から
滋賀から

 

佐原多賀子会長の挨拶

 九條武子様が、関東大震災後のご苦労の末に、寒さ厳しいこの二月七日にご往生なさったことを思うとき、自己犠牲の連続であったその人生に深く頭が下がる思いを、長く抱いておりましたが、最近その思いだけに捕らわれていては、自分には到底真似出来ないことと、大切なことを遠ざけることになっていないか、省みるようになりました。

 武子様が私たちに教えてくださっているのは、どんなに辛く悲しく生きていることそのものが苦痛であるような状況にあっても、阿弥陀如来の慈悲の光が自分に届いているように、あなたにも届いていますよということであったと思います。
 だれひとり残すことなくみんなに届いている阿弥陀如来の心をお伝えする、そのような仕組みとして仏教婦人会を作られただろうと思い至っております。

 今日の如月忌法要が、ひとりでも多くの方に、南無阿弥陀仏の輪をひろげ、み仏の願いにかなう生き方をめざすご縁となりますよう、願っております。